ダウンタウンのほぼ中心部にある酒場だ。初老のマスターが出迎えてくれる。
治安の良くないこの通りの中立・安全地帯として有名な店でもある。
【チャット仕様】
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参加者(0):ROM(1)
Time:02:08:30 更新
マスター:お帰りですか、ルキアンさん。どうかお気をつけて。
■ルキアン > それじゃ。(扉を開けると雪が入り込む。来た時よりも厳しくなっているようだ。白い息を一つだけ吐き、外へ)
■ルキアン > いくらになる?(立ち上がると、サッと硬貨を何枚か出す。支払いを終えれば真っすぐに扉に向かった)
■ルキアン > 御馳走様。中々に癖のある味だが目は覚めた。効果が切れないうちに戻るとしよう。
■ルキアン > …こりゃ、随分と混ざってるな。…なるほど。ショウガが強い。
■ルキアン > …ほう…。(マスターからアドバイスを受け、その通りにぐいっとあおり飲み干す)
■ルキアン > (飲むために出されたグラスは、案外に小さい…)
■ルキアン > (マスターは多種多様の酒瓶が並ぶ棚から一本のボトルを取り出す。様々な薬草が使われたと思うその酒は濃い琥珀色をしていた)
■ルキアン > …とっておきの薬草酒?ああ、それで良い。貰おう。
■ルキアン > (空になったグラスを置く)宿に戻るまでの雪の寒さをしのぐような飲み物を頼む。
■ルキアン > 仕事の都合上、ここで泊まるわけにもいかんが。…暇そうに見えたかもしれんが(笑)
■ルキアン > なんだ、その、眠いな。…宿に戻っても良いといえば良いが、また雪にまみれるのも億劫だ。
■ルキアン > …。
■ルキアン > (気が緩んでいるのか、退屈げに欠伸。それでもどこか楽しそうな表情をしてグラスに口をつけた)
■ルキアン > …ま、喉元過ぎればなんとやら、なだけかもしれんがな。こうして平穏を噛みしめることができるのは良いことだ。
■ルキアン > …こちらに足を運ぶようになってからは概ね3年程になるか。ここ数年はまぁ…穏やかなもんだな。
■ルキアン > …冬だなぁ。こちらに来てから…。(思考)10…はいってないか?9年目の冬だ。
■ルキアン > いただくよ。(スティックで軽く中をかき混ぜて、ごくり)…嗚呼、あたたまる。
■ルキアン > (マスターは「どうぞ」とスマートな仕草でグラスをルキアンの前に置く)
■ルキアン > (耐熱性のグラスにに入れた材料を練り混ぜて、お湯を注ぐ。飾りのレモンとシナモンスティックを入れて完成だ)
■ルキアン > (「勿論」とマスターは返すと手慣れた仕草でお湯を沸かし、その間にウィスキー、はちみつ、レモン、香辛料の瓶を取り出す)
■ルキアン > こんな夜は暖かい酒が良い。ホットトディー、作れるか?蜂蜜多めが嬉しい。
■ルキアン > こんばんは、マスター。今回はご無沙汰にならずに済んだ。(軽く雪を払うと、そのままカウンター席へ着く)
■ルキアン > ああ、ひどい雪だ。南の果てが聞いて呆れる(破れ耳を少し揺らして笑い、マスターの方を見た)
■ルキアン > (形のいい唇から白い息がふぅふぅと零れる。それからぶるりと一震えた)
■ルキアン > ああ、こりゃまた酷い雪だ。(扉を閉めると、ガシガシと玄関にあるマットで靴についた雪を溶かし、拭く)
■ルキアン > (からんからん♪ドアベルがなると同時に扉が空く。…わずかな雪と、一人の男エルフが入ってきた)
マスター:いらっしゃいませ、ルキアンさん、今日は何をご所望ですかな?
マスター:お帰りですか、ルキアンさん。どうかお気をつけて。
■ルキアン > それじゃ(思い付きに気分が高揚したのか、扉を開けるとどこか軽い足取りで外に出て行った)